2012年3月3日土曜日

韓中短期留学 03/03 Vol.2 ~社稷公園~

☆Vol.1の続きです☆





三清洞でのカフェを楽しんだ後は
景福宮から少し歩いたところにある公園にやって来ました♪
それは사직공원[社稷公園]です!!





社稷公園は総面積約19万㎡を誇るソウルでも指折りの公園
公園内には社稷壇を中心として運動場や散策路があり
その他数々の歴史建造物も残っています



社稷壇の正門、宝物177号に指定されています
1349年に社稷壇と同時に建立されました

素朴な造りの中に堅固さも感じさせる建築美
これは切り妻屋根(ハの字に似た最もシンプルな屋根の形)という構造のためだそう
現在の正門の位置は、都市計画によって元の位置より14m後ろにずれたそうです





社稷壇は史跡121号に指定されています
国家が土の神(社)と穀物の神(稷)の為に祭祀を行っていた場所で
儀式は国家の重要行事や、天災が起こった時等に行われました

円は空を、四角は大地を現す思想から社稷壇の造りもそれに倣ったものです
李氏朝鮮時代の1396年に建てられたこの祭壇では
現在も毎年社稷大祭が行われています




広い運動場の端には韓国の歴史上、とても重要な人物の銅像が建っています
こちらは近代朝鮮において儒学者としてその名を馳せた栗谷李
珥の母であり、良妻賢母で学芸にも秀でた女性、申師任堂です

5千ウォン札と5万ウォン札の肖像画に使われている2人
親子で歴史に名を残し、お札や銅像にまで使われるなんて何て偉大なんだ…



社稷壇を上から見た写真
松の木で全体がはっきりとは見えませんが
中の構造をしっかり見ることができて良かったです(^-^)





☆Vol.3に続く☆