☆Vol.3の続きです☆
次は宗廟の中心、정전[正殿]にやって来ました♪
国宝第227号に指定されいる宗廟
この建物自体が宗廟と呼ばれていましたが
後の記事で紹介する永寧殿が建てられてからは대묘[太廟]と呼ばれるようになりました
李氏朝鮮時代の初期に太祖4代祖の位牌を祀りました
それ以降は当時の在位王の4代祖先と
歴代王の中でも功績のある仁徳者19人と王妃の位牌を祀り
祭祀を行いました
王と王妃あわせ計49位の位牌が19室に祀られいます
正殿は西側が最も上とされており、ここに太祖(1代目)の位牌が祀られています
横から見てみると建物の長さがより強調されますね
こんなに長くなったのは位牌が新たに安置される度に増築が重ねられたから
建築様式自体は単純ですが、単一の木造建築物としては世界最長を誇り
その長さは何と110mにもなるんだとか!!(・ω・)
正殿の一番西側
横から接近できるぎりぎりの所で撮ってみました
結構気に入っている一枚です☆
こうやって奥行きが深いのを見ると、建物の長さを実感しますね
側面の階段も3つ
青空に建物が映えますね(^ω^)
位牌が安置されている部屋の扉(板門)は祭礼の時以外は閉ざされています
しかし表面をよーく見ると…微妙に隙間があるのが分かると思います
これは是非近くに行って見てみてください(^-^)
この微妙な隙間は、先祖の魂が自由に出入りするためのものであり
また内部の湿度を調節するためのものでもあります
反対側から撮ってみました♪
謎の…暖炉のような跡…
これもガイドさんに聞いてみればよかったー!!
☆Vol.5に続く☆