2012年2月2日木曜日

종묘 [宗廟] Vol.3

☆Vol.2の続きです☆





【제정/祭井】

祭礼の時に使う水を汲んでいた井戸
井戸の南側に写真用に4つの柱でできた門を立てて往来できるようにし
水は西側に排水できるように処理されています

井戸は花崗岩によって枠が造られており、深さは約4m
干ばつの時も水が枯れず、いつでも綺麗で冷たい水を得られたといわれています





【전사청/典祀庁

祭礼儀式で使用される供物、祭器、運搬器具を保管・準備する場所

庭を中心として建物の形がロ型に配置されており
庭には供物を準備した石臼などの跡が残っています
※中には入れません



【수복방/守僕房】


すみません、写真がありませんでした…
なので説明だけ載せておきます…ご了承ください…m(_ _)m


守僕房は祭祀を準備する官吏たちが住んでいた場所で
素朴な印象を与える建物です



【희생대&장막당/犠牲台&饌幕壇】


饌幕壇は、祭礼の時に使われる食べ物を検査していた壇
犠牲台は祭礼の時に供える牛、羊、豚等の家畜を検査していた壇で、牲省台とも呼ばれます



【반위대/版位台】


すみません、写真がありませんでした…
なので説明だけ載せておきます…ご了承ください…m(_ _)m


祭祀を行う前の待機場所で、正殿の東門の前に位置します
王と皇太子は斎宮で心身を清めた後、こちらのしばらく足をとめて準備をします



【제궁/斎宮】


ここは斎宮の他にも斎室、御粛室、御楽室という名称があり
王と皇太子が祭礼を行う前に心身を清めた場所です

こちらの北側の建物は御斎室と呼ばれ、王が使用していました


王をはじめとする祭官たちは祭礼前に心身を清める為に様々なことを行います
7日前から飲酒禁止で弔問や死刑執行・宣告を行わず
3日前にからは毎日沐浴をして、祭祀前日にこちらに訪れました


東側に位置するのは世子斎室皇

太子が使っていた建物です

西側には御沐浴庁があります
王達はこちらの建物で沐浴をして身を清めたそうです

王族を運ぶ道具ですかね?

斎宮の正門を入る
斎戒沐浴の後に祭礼服に着替える
西門を出て正殿の東門をくぐる
という順番を経て祭礼に参加していました

この斎宮は正殿が増築によって規模が大きくなるたびに
東へ東へと移築されていったそうです





☆Vol.4に続きます☆