2012年2月23日木曜日

台湾旅行 ~大龍峒保安宮/孔子廟~

おはようございます!!
台湾旅行2日目の朝を迎えました(^0^)

今朝の台湾の天候は小雨、少し肌寒いかな??
今日は8時にホテルのロビー集合なので少し早起きです
最近ぐうたら過ごしてたので6時半起床なんて超健康的な生活は久しぶりです(笑





朝食は今日から3日間、ホテルで食べることになります
1階に降りてきたら、エレベーター横の階段を下って食堂へ

朝食はバイキング形式、思ったより種類が多くて驚きました
台湾の朝を彩る数々のおかず、でもの匂いがするのはイメージ通りです(・ω・)

台湾では外食文化が進んでいて
家で作るより買って食べる方が安く済んでしまうほどなんだとか…
私達は観光客なのでこのようにホテルでのご飯ですが
現地の人々も朝から外でご飯を食べる人がとても多いそうです

今朝のメニュー
台湾料理だけでなく、主食はご飯・お粥・パンが用意されていました
とりあえずお互いに食べられるおかずは全部のっけてみるという欲張りぶり(笑
まぁお腹が減っていては今日の観光を乗り切れませんからね!!(`・ω・)





バスに乗っていざ観光へ!!
今回のツアーは、<ナルワント観光>という名前で
ナルワントとは台湾語で"ようこそ"という意味だそうです

こんな風に今日廻る所を紹介する紙が配布されました
これは後で観光地の名前や見所を思い出すのに便利ですね♪





2日目最初の観光は、医学の神様保生大帝が祀られている廟
大龍峒保安宮にやってきました!!

台湾の神社には主神の他に副神という神様も存在することが多いのですが
メインとサブのような関係ですかね??

とにかく一つの神様だけでなく、複数の神様を祀っている所が多いのだそうです
この大龍峒保安宮もメインとなる保生大帝の他に蓄財、健康、安産等の神様が祀られていました

この神社の始まりは1700年代に遡ります
福建省からの移民によって簡単な寺院が建てられたのが1742年のこと
1760年には今も残っている殿宇が完成しました
※1830年に完成したという説もあるそうです

観光客にも人気のスポットですが
健康と長寿を願って地元の人も多く訪れるスポットのようです

Azu達の観光客一行が訪れたときも
地元の人達が朝から熱心にお参りしている姿を目にしました

先程、台湾の神社では複数の神様が祀られていると紹介しましたが
この保安宮で祀られている神様をざっと調べてみると…??

神農大帝、孔聖夫子、関聖帝君、玄天上帝、天上聖母、証生娘娘、福徳正神
うーん、色々いすぎて何が何だか分かりません(^0^)
ただメインの医学(健康・長寿)の他に、農業や出産の神様もいそうだなということが
神様の名前の漢字から想像できますね

ガイドさんに教えてもらった通りにお参りをしてみるAzu
何と敷地内の線香やお札は全て無料!!
地元の人やお寺の人からの無償提供(寄付?)で成り立っているからだそうで
これなら気軽に立ち寄って楽しめそうですね♪

これは(名前は忘れてしまいましたが)台湾でできる占いの一種
この赤い半月型の木(2枚でペア)を床に投げて出た面の組み合わせで吉兆を占います
あんまり勢いよく投げすぎると飛んで行きます、御注意を!!(^-^;)

おみくじも置いてあります、嬉しいことにこれも無料☆
まずは番号が書かれた木の札を取ります

木札に書かれた番号の棚からおみくじを取り出します
中国語ができないので上の文を読めないのが残念ですが…(^^;)
下の「解詩」という所を見てみると概ね吉のようです
ただ「病人」のが地味に気になります…体調に気をつけます…(・ω・;)

読んだおみくじは専用の懐紙に包んで出口付近の窯で燃やしちゃいます
吉だった人も凶だった人も皆の幸せを願って…(-人-)

ここからは他の写真をまとめて並べてみます♪





大龍峒保安宮は、龍山寺と清水巌と並ぶ台北三大廟のひとつに数えられる程で
国家第二級古跡にも指定されています

台湾の篤い信仰の源を感じることができるスポットのひとつです☆



…☆…観光情報…☆…

<大龍峒保安宮>

住所:台北市哈密街61号






次は大龍峒保安宮のお隣に位置する孔子廟です

言わずもがな、中国語圏を始めとするアジア各国に思想・学問の祖として影響を与えた
孔子を祀る廟です(アジア各国にありますが、今回はこの台北のものを紹介)

大成殿の中は、中央に孔子の位牌が、左右には弟子の位牌と祭祀に使う楽器が飾られており
天井装飾の美しさにも目を奪われます
屋根の色は明るいですが、全体的に上品で静かな印象を受ける色彩

正殿にそびえるこちらの龍の柱
龍がにぎっている玉(ドラ○ンボール…!!??)に触ると幸せになれるんだとか
孔子廟ですから、やはり学問の神様にあやかって頭が良くなるといいな♪

観光時間が短く、中をゆったり見ることはできませんでしたが
台湾に息づく儒教精神を感じられたと思います

建物の細かく華麗な装飾は
史跡好き&建物好きな人がとても楽しめるポイントですね☆

泮池という人工池
池の中にはこんなかわいい噴水が(・∀・)

池にかかる泮橋という橋の上で
後ろに見える壁画の龍もまた見事ですね(・∀・)

これで孔子廟観光は終わり、なのですが
最後の最後に正門を紹介(笑

社会会見学?の中学生達に遠慮してちょっと遠目なんですが…
壁に「萬仭宮牆」という文字が書いてあるのが見えますかね??
「孔子の学問に近道は無い、学校に入って一生懸命修行しなさい」
という論語の言葉を寓したものだそうです

孔子は日本でも思想家(儒教の祖)として有名ですが
台北で是非その文化の一部に触れてみてください♪



…☆…観光情報…☆…

<孔子廟>

住所:台北市大龍街275号