さて、雁鴨池の美しい自然と建築物を堪能した後は
そこから200m程移動した所に
千年の都として栄えた新羅の文化遺産を一目で見ることができる
국립경주박물관[国立慶州博物館]に行って来ました♪
以前の慶州旅行ブログでも
慶州はその豊富で広範囲に渡る遺跡の多さから
"屋根の無い博物館"とも呼ばれると紹介しました
しかし!!
あっちこっちに移動するのは大変…
お天気が悪い時の観光が心配…
なんて色々考えちゃう人も少なくないかと思います(・ω・;)
そこで!!
もちろん慶州の歴史遺産を全て見られるわけではありませんが
一か所で様々な新羅の歴史と文化に触れられる場所として
"屋根のある博物館"にも行ってみるのはいかがでしょうか?
雁鴨池から歩いて200mくらいの所に看板が建っています
写真は全て観終わった後に撮ったものなので、夕方でちょっと暗いですが…(^^;)
さすが博物館だけあって、敷地面積は何と2万坪!!
博物館には10万点以上の遺物が所蔵されており、うち3万点が文化財に指定
実際に展示されている遺物は約2500点
それぞれ考古館、美術館、雁鴨池館、子ども博物館、野外展示場に展示されています
こちらが博物館の正門
この左側にチケットをもらう所があるのですが
観覧料自体は無料なので、一応チケットをもらってから入ってくださいね(^ω^)
博物館のレポートはとても1つの記事では収まりきらないので
いくつかに分けて紹介しますね(・∀・)
この記事では屋外展示場の遺物をいくつか紹介します☆
【성덕대왕신종/聖徳大王神鐘】
博物館に入ってすぐ右側に見えてくるのが
慶州博物館を代表すると言っても過言ではないこちらの鐘楼です
国宝第29号にも指定されているこちらの鐘
別名"エミレの鐘"とも呼ばれていますが
鋳造の際、溶けた銅の中へ一人の娘を捧げたのですが
その娘が「エミレ(お母さん)」と泣き叫んだことからこのような名前がついたんだとか…
ちょっと悲しい伝説ですね(;ω;`)
もともと新羅第35代国王경덕왕[景徳王]が、父である성덕왕[聖徳王]が亡くなった際
父の冥福を祈るために造り始めました
しかし彼の在位中には完成せず、息子の혜공왕[恵恭王]に引き継がれました
【고선사 삼층석탑/高仙寺三層石塔】
高仙寺は新羅第31代国王신문왕[神文王]の時代に建てられたもので
本来は暗谷洞にありましたが、ダム工事でこの地域が水没してしまうことになり
1975年にこちらの博物館に引っ越してきたというもの
こちらの石塔は国宝38号に指定されており
周辺には金堂(本堂)や、亀趺も残っています
他の屋外展示物も一気に写真を載せますね~♪
石塔楼
結構大きくて、多分3mくらいはありますね
結構大きくて、多分3mくらいはありますね
亀趺、2匹の亀が連なっている形です
仏頭、実際の人間の10倍くらいはありそうな程大きいです!!
仏国寺の多宝塔を模したもの
実物は少し破損している部分があるのですが
こちらは綺麗に復元されています
実物は少し破損している部分があるのですが
こちらは綺麗に復元されています
こちらも仏国寺の釈迦塔を再現しています
こちらは博物館の右奥に位置する고청지[古青池]
2年半前に訪れた時にはこんな所があるなんて知らなかったです!!
円形の池に佇む建物との組み合わせがまた美しいですね♪
☆Vol.2に続きます☆