Suzuki Azusa 旅と言葉の足跡 ~留学・旅と学びのBlog~: 경주&부산여행 ~대릉원/천마총~ [慶州&釜山旅行 ~大陵苑/天馬塚~]

おはよーございます!!

昨日に引き続き、慶州は見事な快晴☆

ソウルほど寒くもないし、気分も爽快☆

今日も慶州駅周辺の歴史遺跡地区を中心に

慶州の観光地を余すところなく廻れるようアクティブに行きますよ～!!

ではでは出発!!(^0^)/

慶州旅行2日目の最初に訪れたのは

慶州の古墳群としては最も有名な대릉원/천마총[大陵苑/天馬塚]です☆

慶州に訪れると、街中でも色んな所で古墳がひょっこり顔を覗かせていますが

その中でも特に目を引く&有名なのは、総面積約12万5400坪、古墳23基と

慶州の古墳群としては最大規模の大陵苑

天馬塚というのは苑内にある古墳のひとつで、特に有名な古墳です

大陵苑は史跡第175号、天馬塚は史跡第40号に指定されています☆

慶州駅から歩いてのアクセスが可能なので

比較的初心者でも安心して訪れることができるのではないでしょうか？o(^-^)o

慶州駅近くのゲストハウスから歩いて移動中♪

途中でいくつか古墳も見かけましたがそれは置いといて…

「大陵苑」と書かれた看板はありましたが、入口は反対側にあるので石垣に沿って歩いていきます

石垣には慶州の有名な観光地の写真がたくさん飾られていました

その場にいなくても、有名な歴史スポットを身近に感じられますね(*^-^*)

大陵苑のチケット売り場にてにゃんこ発見!!!!(・∀・)

結構人懐こくて、入場後しばらくついてこようとしてました(笑

さて、こちらが入口

チケット売り場は右手側にあります

昔の王とお姫様が迎えてくれていますm(_ _)m

苑内は古墳群にたどり着くまでも豊かな自然に溢れた空間となっています

朝イチで来たためほとんど人もおらず

静かな慶州の朝を迎えています(-∀-)

【미추왕릉／味鄒王陵】

入口から歩いてきて最初に見られる古墳は新羅第13代国王の墓、미추왕릉[味鄒王陵]です

彼が亡くなった際に『三国史記』という書物に「大陵に葬られた」という記述が残されていて

ここから"大陵苑"という名前がつきました

彼の死後、次代の王(第14代国王유례[儒礼])が戦争で窮地に陥った時

竹の葉を耳に指した軍隊がどこからともなく現れ、敵を全滅させた後に帰ったが

彼の陵墓の前には竹の葉がうず高く積まれていたので

味鄒王が新羅の危機を救うためにこの奇跡を起こしたのではないか

という伝説も残っています

この伝説から죽릉[竹陵]、죽장릉[竹長陵]なんて別名もあるんだそうです

【천마총／天馬塚】

さぁ!!大陵苑一番の目玉である천마총[天馬塚]にやって来ましたよ!!

この"天馬"という名前は、この古風から天馬を描いた馬の泥よけが出土したことに由来し

空を翔ける天馬の力強くも崇高な姿が描かれています

この天馬塚から発掘された1万1500点余りの遺物の多くは国立慶州博物館に収められています

勿論こちらでも精巧な模造品が公開されており、観光客はそれを観ることができます

内部では古墳の構造が分かる断面図や多くの出土品(模造品)が置かれています

こちらは写真撮影一切禁止なので、ルールを守って楽しく観覧してくださいね♪

カメラ、ビデオはNOですよ(`・ω・)ノ

【황남대총／皇南大塚】

こちらは慶州市内でも最大規模を誇る황남대총[皇南大塚]です
苑内では珍しい池のほとりから眺めることができる陵墓です

通常の古墳は円形ですが、この古墳はふたつが合体した珍しい形なのが特徴で
この形態は夫婦が一緒に埋葬されていることを意味します
発掘調査によって北側から「夫人帯」と書かれた銀製の帯金具が発見されたことで
南側に男性、北側に女性(王妃?)が葬られていることが分かりました