2012年3月11日日曜日

韓中短期留学 03/11 Vol.2 ~韓国語スピーチ大会~

☆Vol.1の続きです☆






最後の中国語の授業を終え、一安心…とはいかないんですね!!
私たちには影のメインイベントとも言える韓国語スピーチ大会が控えているんです!!

何故中国で韓国語のスピーチ大会を…??と思うかもしれませんね(^^;)

湖南師範大学には外国語学科の中に日本語学科だけでなく韓国語学科もあります
今回、お互いに韓国語を勉強する学生同士、何かの形で実力を競い合い
相互の学習成果を国際社会に披露して切磋琢磨しようという目標の下
この韓国語スピーチ大会が開催されることとなりました!!

IESA精鋭staf(IESA韓国短期留学プログラムで韓国語を勉強)と
中国の大学の韓国語専攻者
互いのプライドをかけた譲れない一戦です!!



開催場所は寄宿舎から歩いてすぐの所
湖南師範大学外国語学院の校舎の中にある会場です

韓国語スピーチ大会決戦の日というポスター
こんな立派なものを準備するなんて…相手方、相当気合いが入ってるようです(`・_・)

開始までまだ少し余裕がありますが
直前まで自分の原稿を確認しながら準備をする学生達

会場にはスピーチ大会出場者の外に
湖南師範大学韓国語学科の学生達も大勢見に来ていました!!

この中国プログラムで仲良くなった日本学科の学生も見に来てくれました!!
日曜日という休日の開催にも関わらずわざわざ観に来てくれて本当にありがとうございます!!

一番前列の席に座っているのは
JAI理事長・IESA代表の金範洙先生、湖南師範大学の韓国語学科の先生方等
今回のスピーチ大会を企画・運営を行って下さいました。

審査は、公平を期するため、金先生や湖南師範大学韓国学科の先生は審査委員から外され、
在長沙韓国人商工会の会長、KOTRA(韓国貿易投資振興公社)館長、そのほか、他大学の
韓国語学科の先生が招かれました。

司会は湖南師範大学韓国語学科の趙光範教授と大学アナウンサ
いよいよスピーチ大会の始まりです!!

スピーチは中国人学生、日本人学生が交互に行います
湖南師範大学からは、7人が選抜されて出場しました
*IESAstaffと研修生は、大会の写真撮影を担当した高橋さんを除いて
韓国語勉強歴のある7人が全員出場(義務)。

この記事では日本代表参加者の様子をレポートします

<韓国と中国での経験>
平井早紀さん(左)・宮智美さん(右)【共に和洋女子大学2年/心理・社会学類国際システム専修
IESAstaff研修生
韓国語学習歴 平井:2週間、宮:10か月

お二人は、2月のソウル教育大学韓国短期留学プログラムを終えて、
中韓連合プログラムにも連続して参加しています。
発表では、韓国と中国での短期留学を通して学んだことを会話形式で紹介しました

<日本の流行語 ~草食系男子~
樋口茉莉子さん【横浜国立大学2年/教育人間学部】
IESAstaffリーダー
ハングル能力検定試験3級所持
韓国語学習歴 1年10か月

近年、日本で流行語となっている草食系男子という言葉
提灯鮟鱇の例とかわいいイラストを使いながら
会場をぐっと惹きこむパフォーマンスをしてくれました

<留学を通して学んだこと>
石橋由佳子さん【大妻女子大学4年・アジア研究】
IESA国際交流コーディネーター
ハングル能力検定試験3級所持
韓国語学習歴 1年10か月

IESAプログラム参加者で中国語学習歴もある石橋さんは
自分から積極的に留学プログラムに参加したことで得たことを発表しました

<世界を舞台に活動する国際人の条件>
鈴木梓さん【東京学芸大学4年/日本語教育】

IESA広報コーディネーター
ハングル能力検定試験準2級所持
韓国語能力試験(TOPIC)6級所持
韓国語学習歴 4年(内、韓国留学1年)

恥ずかしながらこれは私です…(^^;)

韓国での1年間の留学生活の思い出と、そこから学んだことについて話しました
どんな形でもまずは外国に出てみようとする積極的な姿勢がこれからの学生には必要なこと
またこれからは中国の言語や文化にも精通したいという意思を伝えました

<韓中日親善のために私ができること>
堀内友博さん【横浜国立大学1年/教育人間学部】
IESAstaff研修生
ハングル能力検定試験3級所持
韓国語学習歴 10か月

海外渡航自体が今回初ですが、このプログラムで現地での生活・学習を通して
韓国と中国に対する見聞を更に広げることができたようです
今後も更に多くの国との国際交流に貢献したいとの決意を述べました

<メディアを越えた交流>
前畑早紀さん【横浜国立大学1年/教育人間学部】
IESAstaff研修生
ハングル能力検定試験4級所持

韓国語学習歴 10か月

情報化社会と言われる現代、私たちはマスコミから多くの影響を受けています
しかしメディアの偏った情報に左右されず、自分自身で直接体験することで外国の文化や価値観を知ることが重要だと説いてます
自身の短期留学経験や外国人学生との交流を通して得た教訓ですね

全てのスピーチが終わり、審査員の先生方も最終審査を終えたようです
結果発表の前に、今回のスピーチ大会を後援したJAI理事長金先生からのお話です

今後は日韓だけでなく、中国も含めた東アジア大学のグローバルネットワークを強化し、言語や文化等様々な面での交流拡大を期待する
本大会の1等賞受賞者(中国学生)には、2012年夏季IESA韓国短期留学プログラムの参加費・往復航空券の全額をJAIが奨学補助し
③来年の第2回大会からは、湖南省の韓国学科の学生全体に参加資格を与え、奨学生枠を増やしていくとのことです。

IESAstaff(チーム長以上・国際交流コーディネーター)は元々授業料減免の奨学生であるため
1等になってもW受給はできません。悔しいです…(>_<;)

また、留学団の挨拶・所感表明が中国語で行われました
学生代表の内田朋子さん(左)・坂田彩香さん(右)[共に大妻女子大学4年/アジア研究]
お二人は、留学団の中国語通訳も担当してくれました。
ありがとうございます。



いよいよ結果発表!!
今回の審査によって、優秀賞、3等、2等、1等が送られます

今回は栄えある1等を取った時の写真を公開
日本学生からは横浜国立大学の樋口さん(右)が見事1等を獲得!!
表彰状及び記念品が贈呈されました
(どうやら中身は陶器のお皿のようです!!)

本当におめでとうございます☆

他の受賞者達も各々、表彰状と記念品を受け取りました
そのほか、1等賞に輝いた中国学生(中央)は、審査委員としてお見えになったKOTRA館長により
その場で特別採用(韓国語通訳アルバイト)されたそうです!!(・0・)

最後にIESAstaff&IESA研修生で記念撮影☆
やっと大きなイベントを終えてほっとした表情を浮かべていますね

中国でのプログラムをこなしながら原稿を作り練習をする学生達…
中には夜遅くまで原稿を作成・添削・練習する学生の姿も多く見られました
日々努力を惜しまない学生達の姿は今後のプログラム参加者の励みになりますね

そして今回このスピーチ大会に参加した湖南師範大学韓国語学科の学生達
開催4日前に募集→選抜→練習というかなりハードなスケジュールの中
何と全ての学生が5分に及ぶスピーチを完璧な暗唱にまで仕上げてきました!!
そこからは発音の良さや内容の優秀さは勿論のことですが
韓国語に対する溢れんばかりの情熱も感じました

このスピーチ大会を通して、学生達がお互いに大きいそして多くの刺激を受けたことでしょう
これからは一つの国だけに焦点を当てるのではなく
様々な国との交流を視野に入れたプログラムが進行されると思います
今回のスピーチ大会のように、国や言語を越えて多様な形で交流できるような機会が多くなり
互いの国の交流に繋がって行けばと願います

スピーチ大会参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした
そしてお忙しい中このような大会の機会を設けて下さった先生方と運営スタッフの方々に、改めて感謝致します!!






☆Vol.3に続きます☆