2012年2月3日金曜日

서대문형무서역사관 [西大門刑務所歴史館] Vol.3

☆Vol.2の続きです☆





最後は屋外に展示されている施設を紹介します





【ハンセン病舎】

他の建物とは一線を介する高い所に建てられているのはハンセン病舎です
1923年に病気の伝染を防ぐために建てられ
ハンセン病に罹った収監者達を強制的に隔離してました


内部は小さい部屋が2つと大きい部屋が並列に配置されていて
右側中央の下段に暖房のための穴が設置されているのが特徴です


当時は恐らく衛生状態と医療環境が良くなかったため
ハンセン病を始めとする多くの病に苦しめられる人も多かったでしょう…



【追慕碑】

この追慕碑は祖国の独立の為に日本の植民地支配に抵抗し
西大門刑務所で死刑に処されて殉死した愛国烈士達を哀悼するためのものです



【死刑場】

内部は撮影禁止となっている為写真は入口のもののみです

西大門刑務所及び全国から送られた死刑囚の死刑執行の場です
木造平屋造りで死刑囚や執行立会人が座る席が設けられており
建物の周りは高さ5mの壁で囲まれている為外から中の様子を見ることはできません

死刑台に向かう死刑囚達が泣いてすがりついたとされる
「慟哭のポプラ」という木があると聞いたのですが…
今回は残念ながら確認できませんでした(-_-;)



屍躯門

遺体を刑務所外の墓地に捨てるための秘密通路
戦後一時的に封鎖されていましたが、1992年に40m程復元されました



【その他の展示物】







【お土産屋】

出口の前、最後はお土産屋さんに立ち寄りました

ただのお土産屋さんかと思いきや…
当時の台所跡を知ることができる資料がたくさん!!
室内では大きな釜が一際目立っていました


当時の台所跡





雪が積もっている中行ったからなのか、はたまた場所の雰囲気なのか
建物の中は外部へ続くドアが開いていることもあって
何だか寒ーい空気が漂っていました…

他の博物館と違って、純粋に"見て楽しむ"といった博物館ではありませんが
日韓の歴史を知る上ではこれもまた欠かせない資料のひとつだと思います

少し衝撃的なものもあるにはありますが、ドイツのアウシュビッツ刑務所がそうであるように
"平和"を考えるための重要な場所でもあります

なかなか訪れる機会は無いかもしれませんが
興味のある人は是非足を運んでみてください!!





…☆…観光情報…☆…

<서대문형무소역사관/西大門刑務所歴史館>

ソウル市 西大門区 峴底洞 101
서울시 서대문구 현저동 101

…*…観覧料…*…
大人 1,500ウォン
青少年 1,000ウォン
子供 500ウォン





안녕!! (^0^)/