2012年2月11日土曜日

선릉・정릉 [宣陵・靖陵] Vol.2

☆Vol.1の続きです☆





【정릉/靖陵】

홍살문[紅-門]홍전문[門] というこちらの門
9m以上の両柱を建てて、その上に屋根ではなく矢の形をした木を並べています
中央には太極模様が飾られており、名前の通り赤く色塗られているのが特徴です

門の下から始まる参道
左は神様が通る道(神路)なのでここを通ってはいけません
観光客は右の石道を通って行きましょう



こちらは정자각[丁字閣]と言われる建物
祭殿や王陵のすぐ傍に建てられる「丁」の字型の建物です 

祭礼の時にここに祭物を並べて祭祀を行い
また祭礼に必要な飲食物を準備していた所でもあります



丁字閣のすぐ隣に設置されている비각[碑閣]

中には至ってシンプルな碑が設置されています



そしてこちらが李朝第11代王中宗の王陵
1562年に造成され、当時では珍しい単陵造りの王陵です

中宗は1488年に、宣陵に眠る第9代王成宗と彼の継妃である貞顕王后の間に生まれ
腹違いの兄・燕山君が1506年に廃位した後に第11代王になりました

元々中宗王は1545年に第一継妃の章敬王妃と共に
ソウル市北西部の京畿道高陽市に葬られていましたが
第2継妃の文定王妃の命によって、または風水的に良い地ではないことから
現在の宣陵東側の丘に移されたと言い伝えられています



※ちなみにこちらの陵墓は
門と丁字閣、陵墓が一直線上に並んでいます!!





☆Vol.3に続きます☆