☆Vol.1の続きです☆
さて、108段の階段を下り切って煩悩を取り去ったら
やっと海辺の龍宮寺の姿が見えてきました
龍宮寺の歴史は1376年、高麗時代に遡ります
当時の高麗王の師であった나옹[蘿翁]という大師が、ある日夢の中で龍王に出会い
その龍王が「蓬莱山の端に寺を建てることで国をよく統治できる」と伝えました
大師がこの地を見たところ、実際に朝に仏様を拝むと夕方に福が訪れる場所であると分かり
この地に寺を建て、最初は보문사[普門寺]と名付けられました
その後、文禄・慶長の役で焼失してしまい
300年後の1930年代初め、통도사[通度寺]の운강[雲崗]という和尚様が再建事業に努め
現在にその姿が残っています
さて、「あれ?このお寺は龍宮寺だよね?」と思った人がいるかもしれませんね
最初は보문사[普門寺]と呼ばれていたのですが、現在の名前に変わったのは1974年のこと
当時の총안[晸菴]という和尚様がこの寺を観音道場にすることを願って100日間祈った結果
100日目に白衣の観音様が龍に乗って現れたそうです
その伝説からこの寺の名前は용궁사[龍宮寺]に変わり
「心から祈れば必ず願いが1つ叶う」という話が伝わって、今でも参拝客が絶えないそうです
不二門を通り抜けて、橋を渡って行きます
萬福門を通って階段を上がると本殿に辿り着きますよ
金運が良くなるという金の豚
富の象徴として有名ですよね
まるまるしていてかわいげがあります(・ω・)
本殿である大雄殿
一段高い所に建てられているところに神聖さを感じますね
中には神々しい三尊の仏様が置かれています
大雄殿から眺めた海の景色
今日はお天気も良くて正に絶景ですね♪
左隣にはこれまた布袋様に似た黄金色の仏様が
でも看板によると弥勒様なんだそうです
こちらは龍宮壇
中には仏像が置かれているわけではありませんが
絵は飾られています
基石をよく見るとポップな龍のイラストが彫られています
やはり龍宮寺だからですかね?
裏にはこんな置物も(笑
日光の"見ざる、言わざる、聞かざる"のようですね(・∀・)
韓国にもそういったものがあるんでしょうか…不思議です…
☆Vol.3へ続きます☆