海雲台の美しい海を船旅で堪能した後は
観光客だけでなく、釜山市民の憩いの場として愛されている
동백공원[冬柏公園]にやって来ました♪
冬柏公園は自然に囲まれたとても爽やかな空間
観光客たちが観光目的で訪れるだけでなく
釜山市民たちがウォーキング&ジョギング、散策を楽しんだりもしています♪
敷地面積は14万㎡を誇るこの公園は1990年代に本格的な開発が始まりました
海雲台海水浴場の南端に位置する冬柏島の自然がそのまま公園に活かされており
冬は椿、初夏にはツツジの花が咲き誇ります
本来この冬柏島はただの島だったのですが
近くの河川の堆積作用によって陸地と繋がり、陸繋島となりました(・0・)
公園入口でかわいい兎がお出迎え!!
敷地内で飼育されているのか…はたまた野生なのか…
後ろにいた韓国人の家族連れの中の男の子が
「僕らが戻ってくるまでここにいてね~」と呼びかけていました(笑
あぁー、うさちゃん、とってもかわいいですね(♥ω♥)
公園内の少し山道のようなコースを上がって行くと
その頂上に新羅末期の碩学者である최치원[崔致遠]の銅像と碑文が置かれています
実は彼がここに祀られているのには、ここ海雲台と深い関係が…
それはもう少し後でレポートします!!(この記事の下で紹介します)
岸辺の灯台、中には入れません
丸い窓のようなものが時計なんです、オシャレですね(*^-^*)
灯台の向かい側、石造りの階段の先には碑閣が設置されていました
碑閣から灯台と海雲台の海を背景に一枚☆
夕陽がちょっと眩しいです(>ω<)
灯台の近くから眺められるこちらの岩
よく見ると、感じで"海雲䑓"と刻まれているのが見えますかね?
これは先程も銅像の写真で紹介した최치원[崔致遠]によって刻まれたもの
実は"海雲台"という地名はここから由来しているのだそうです!!
灯台を右手に夕方の写真を一枚☆
公園内にはいくつかフォトスポットがあって
「こうやって撮ってください♪」といった案内板が置かれているので
それを忠実に再現しようと頑張りました!!
こちらは海雲台ビーチと高層ビルが並ぶ街並みも入れてみての撮影
左に見える散策路をずーっと進んでいくと
冬柏公園の入口へと戻ることができます
更に散策路を進んでいくと、海辺の岩に人魚像を発見!!
デンマーク(コペンハーゲン)の人魚像を髣髴とさせるこの人魚像
황옥공주[黄玉公主]という女性の伝説にちなんで作られたもので
高さ2.5m、重さ4t、主な材料は青銅です
黄玉公主は人魚の国から姫として恩恵王の下に嫁いできましたが
満月が空に浮かぶ夜になると黄玉に映える故郷を涙を流しながら懐かしんだ
という伝説が残っています
人魚像が右手に抱える玉がその黄玉ですね
もともと最初はは1974年に設置されていたのですが
1987年に台風によって流失してしまい
傷ついた上半身部分のみが釜山広域市立博物館に保管されています
現在の人魚像は1989年に新しく製造されたものです
海雲台というとどうしてもビーチや遊覧船、釜山アクアリウム等
海を眺める世界に浸りたくなりそうですが
旅行中の気分転換に、この辺りに宿泊する人は散策や軽い運動に
釜山市民にも慕われているこの公園に訪れて自然を満喫するのはどうでしょう!?
きっと運がよければたくさんの兎とも出会えますよ!!(笑
…☆…観光情報…☆…
<동백공원/冬柏公園>
釜山市 海雲台区 祐洞 710-1
부산시 해운대구 우동710-1