2012年1月31日火曜日

전쟁기념관 [戦争記念館] Vol.4

☆Vol.3の続きです☆





最後は1階の展示スペースへ移動します!!





亀甲船
朝鮮時代の戦闘用軍船の1つを1:2.5で再現したもの
亀型の鉄甲船模型で文禄・慶長の役の時に活躍した船です


先史時代の生活用品・道具等を展示されています

612年に起こった高句麗と隋との戦いを再現したミニチュア模型
高句麗の乙支文徳将軍が隋の大軍30万を打ち破ったという伝説があります


様々な時代の将軍や英雄の彫像が飾られています



ここからは様々な時代の戦争の様相を展示しています
三国時代、高麗時代、朝鮮時代と
近代までの戦争がどのようなものが分かります

時代ごと、国ごとの戦争の歴史を表した年表です

高麗時代の将軍の乗馬姿
勇ましいですが…鎖帷子のような鎧が重そうですね…

木製の雲梯

文禄・慶長の役の時の戦争の様子を表した資料



こちらは朝鮮時代、大韓帝国、日帝侵略期の戦争の様子を展示したスペース

火薬兵器の発達とその形態の違い
銃も様々な過程を経て変わって行ったんですね

砲弾
こんなのが飛んできたら怖いです…(>ω<)

狼煙台
煙突が数本あるのは、煙を上げる本数によって
敵軍の進撃、交戦中等の情報を味方に伝えるためだそうです

時代ごとによる戦闘時の衣服の違い
手前は本当に派手ですね!!

国ごとの代表的な戦争服も展示されていました
様々な国があったのですが
日本のものも飾られていましたが…思わず失笑…(^^;)

こちらは戦死者碑銘を飾っている回廊
朝鮮戦争、ベトナム戦争等によって命を落とした戦死者達の名前が刻まれています
戦争の区分や期間、部隊等によって4つの場所に分けて配置されているうちの1つでう

お腹が空いたら食堂・カフェテリアがありますよ☆

お土産店もあります☆
軍服(迷彩服?)や記念品も売っています





戦争記念館は朝鮮戦争のものだけ展示されているのかと思っていましたが
もっと多くの戦争資料があってとても興味深かったです

「戦争」という、一見重く深いテーマですが
その歴史や経緯を知ることは、戦争や平和を考える上で
とても重要な機会だと思います

旅行中には中々訪れることは無いかと思いますが
是非訪れてほしいスポットの1つです

韓国の戦争の歴史を知ることができる戦争歴史館
機会があれば是非訪れてみて下さい





…☆…観光情報…☆…

<전쟁기념관/戦争記念館>

ソウル市 龍山区 龍山洞1街 8
서울시 용산구 용산동 1가 8





안녕!! (^0^)/

전쟁기념관 [戦争記念館] Vol.3

☆Vol.2の続きです☆





次は3階にやってきました



3階にも戦争室が続いているのでまずはそこから

この戦争室では朝鮮戦争当時の参戦国21か国の現状と韓国民の生活の様子等
戦争の実相を感じられるようになっています


各国兵士の軍服や武具のスタイル
国によってその形態は様々ですが、勲章が多い所がフランスらしいなと…

避難民たちの様子
今のソウルのように寒い時期は、雪と食糧難で苦労したことと思います

戦時中の教育は青空教室やテント教室で
校舎や教具などが満足に揃っていなかったんですね(・ω・`)

国民たちの生活の様子
苦しい生活の中でも逞しく生きていこうとしていたんですね



ここからは海外派兵室
正解平和に寄与してきた韓国軍の海外派遣の活動の様子が分かります


ベトコンの地下洞窟の様子


統一新羅時代からベトナム戦争、クウェート、アフガニスタンなどでの
国際平和維持活動に関係したものを紹介する展示物が多くあります

"国民の国軍"という造形物

3階には映像室や体験室等も数多く設置されています
ちょうど上映時間ということで、F-15K戦闘機3D体験館に入ってみました
戦闘機の動きに合わせて椅子が前後左右に動く動く!!
心臓の弱い方はお気を付けて…^^;

操舵室の様子
中に入ることはできませんが、自分が戦闘機の中にいるような気持ちになります

未来の韓国兵、とのことなんですが…
これ、どう見てもロボ○ップ…!!??





☆Vol.4に続きます☆

전쟁기념관 [戦争記念館] Vol.2

☆Vol.1の続きです☆





戦争記念館の展示館は3階建てになっており
階ごとに扱っているテーマや展示物が異なります

まずは入口を入ってすぐの2階展示スペースへ♪
※1階と3階は階段を使って移動します





入口を通る大きな吹き抜けの中央ホールが出てきます
ここでパンフレットをもらったりや音声ガイドの申請ができます

進鼓
勇壮な虎の姿が圧巻です!!

2階の展示室でまず初めに出てくるのがこちらの護国追悼室

祖国の為に命を捧げて闘った烈士たち
そんな戦死者の精神と忠誠を称えて彼らの魂を追慕する場所です

この真っ直ぐ続く通路の左右には
朝鮮の烈士達の銅像が並べられています

こちらは"創造"という名前の造形物
太陽光線が朝鮮半島を意味し
半球中央から湧き出る水へつながる様子が創造を表します
これは民族の永遠性を象徴しているそうです

6.25戦争室
1950年6月25日に始まった朝鮮戦争(韓国戦争とも言います)を
様々な展示品と資料を通して知ることができます

戦争の背景、北側による南への進行、中共軍介入、戦時中の国民の生活、等々…
当時の情勢を経過ごとに理解できるようになっています





38度線突破の様子を表した模型図
白くラインが引かれていて思わず緊張…

韓国軍が北朝鮮領内の川で水を汲んでいる様子
飲み水を得るのにも命がけだったということですね

潜伏していた時の様子でしょうか
狭く暗いスペースに何人もが集まっています

砲撃の練習風景
こんな訓練も日常的に行われていたんですね

白馬高地肉弾三勇士
1952年10月12日に部下2人共に敵の機関銃陣地に突進した姜承宇中尉
中部戦線の主要地であった白馬高地の奪取に大きく寄与しました

廊下にも展示スペースが、大型・防産装備室です
マシンガンの弾丸…??バズーカの弾…??
いずれにしろこんなにずらーっと並べてあると怖いです(>ω<;)

外でも見られた大型戦闘機もいくつか展示されています
実際に触って乗れるものもありました

ヘリコプターまで!!
天井から吊るされています!!





☆Vol.3に続く☆