まさかのプチ登山を終え、次に向かったのは
韓国5大寺院の一つに数えられている범어사[梵魚寺]です!!
梵魚寺は韓国禅宗の総本山であり、金井山の中腹に位置しています
一年を通して四季を楽しめる観光スポットとして
また金井山のハイキングコースの一部として
仏教信者だけでなく、地元民や観光客の間でも人気のお寺です
実は先ほどの金井山城からの登山(ハイキング)コースの最後の方に
この범어사[梵魚寺]があったので
「ちょーどいいじゃないか♪」と思っていたのですが
まさかの1周17kmという距離の前に足で行くのは断念し
代わりに電車&バスで行くことに…
金剛公園からは徒歩20分くらいかけて温泉場駅に帰って来ましたが
途中ジュースを買ったお店でおばちゃんに駅までの道を聞いたら
「ほっぺがすっごい赤くなってるじゃない、かわいい~^^」とか言われました(笑
それもそのはず
今日は寒いかもしれない!!と思ってヒートテック様を着たまま登山し
まさかのハードさにむしろ汗ダッラダラだったんですから
汗が完全に引いた後でロープウェイに乗りましたが(さすがに申し訳ないので…)
公園から駅まで歩いて行く途中でまた体温が上がったようです…
おばちゃん、これは化粧でなく血色が良い証拠なんですよ(^^;)
汗っかきじゃなくて新陳代謝がいいんですよ←ここ重要!!
地下鉄1号線범어사역[梵魚寺駅]で下車
7番出口を出て少し歩いた所に梵魚寺行きの90番バスがあります
バス営業所のような所なので分かりやすいと思います
ではお寺を訪ねる前に、名前の由来について紹介☆
「梵魚寺」は山の中にあるのに何故「魚」という文字が入っているのか…??
少し不思議ではありませんか…??
こんな言い伝えがあります。
金井山の尾根の石の上にあった井戸はいつも水が満ちていて
日照りの時も涸れることなく黄金色に輝いていました。
ある時、一匹の金色の魚が五色の雲に乗って空から降り
その井戸の中で遊びました。
そこで、金色の井戸(金井)という山の名前と
天上の魚が棲んでいたということに因んで
このお寺は「梵魚寺」と名付けられました。
空から降ってきた魚に因んで「梵魚寺」!!
何だかすっごいメルヘン!!(笑
【一柱門】
韓国の山地伽藍で必ず見られる門(世俗と聖域の境目)ですが
土台が石で作られている物はかなり珍しいらしいです
こちらは宝物1461号(日本の重要文化財にあたる)に指定されています
本堂へと向かう階段の上には
地元の子供たちが製作&色付けした灯篭のようなものが飾られていました
風鈴のようにも見えますが実は大人の顔以上の大きさがあります!!
【鐘楼】
どちらかというと太鼓のような感じでした
扉の取っ手になっていた亀♥♥
【弥勒殿】
その名の通り、中には弥勒様が祀られています
その名の通り、中には弥勒様が祀られています
いつも思うのですが
3体ある仏像の大きさにあまり差がない祭壇をよく見ます
日本との仏教にどのような差があるのか気になりますね~
3体ある仏像の大きさにあまり差がない祭壇をよく見ます
日本との仏教にどのような差があるのか気になりますね~
【大雄殿】
装飾の美しさが人々の心を惹きつけています
テンプルステイ(お寺体験)も受け付けているそうですよ♪
風神・雷神か…??口が阿吽のようにも見えますが…??
山の景色も見えました!!
あと1,2週間もすればきっと美しい紅葉が見られるでしょう♪
仏様を祀っている建物がいくつもあるので
回っている間に迷ってしまいそう…
ハイキングコースの一部
やっぱりコースを廻って観光したかった…(まだ後悔…)
中央には黄金に輝く仏様が
周りには読経したり、拝礼している信者の方もいらっしゃいました
バス停に向かう道の横には小川…??でいいですか…??
やはり山の中ということで自然をたくさん感じられます♪
実は梵魚寺は2010年12月15日に
何者かの放火によって施設の一部である天王門が全焼してしまい
本来の梵魚寺を全て見ることはできません…
大切な文化財が、人々の心の拠り所が
何故そのような形で無くなってしまったのか…
考えるととても悲しいことだと思います。
このように歴史的・文化的に価値のある文化財は
国を問わず、人々に愛され守られるできものです
観光する側の私たちも
様々な国の文化財を大切にする心を持ちながら
歴史や文化に触れられるようにしたいですね(*^-^*)
…☆…観光情報…☆…
<범어사/梵魚寺>
釜山市 金井区 青龍洞546
부산시 금정구 청룡동 546
부산시 금정구 청룡동 546
※入場料はありませんでしたよ!!